わたしのなりたい人

わたしは、蒼ちゃんのような人になりたかったんだと思う。

 

最初みたときに、思っていた。

なんだかお節介だけど頼りたくなる蒼ちゃんの姿が印象的だったからだ。

 

わたしは、もともと、人のためになる仕事がしたいって思ってた。でもそんな大胆なことも出来ないし1人で何かをする事は私には勇気がなくてできなかった。

 

にじやのみんなんちは、私が思い描いてた、みんなが気兼ねなく集まれる居場所。

まさに理想の場所だった。

 

わたしにも蒼ちゃんのような、俊平パパに呆れられるような行動ができたなら

未来が少し違っていたのかななんて思ってる。

 

みんなんちでのあたたまる会話、熱くなる会話、何気ない言葉のキャッチボール。

 

人の感情って刻一刻と変わっていく。

 

日々過ごしてる中で忘れてしまうのは、1番自分の中で大事にしたい時間だったりする。

忘れないために人に伝えたいって思う。その瞬間の感情にすぐに戻れるために。

だから、人に話すことで報われることもあるし、自分の存在意義を感じることが出来ると思う。

 

みんな、本音で話せる場所を欲してる。

 

本音で話してもらうにはさ、ある程度自分を開示しなきゃだめだと思う。

わたしはそんなおおきな懐の持ち主になりたいんだと思う。

まだまだ修行は足りない。

理想のわたしにたどりつけるように蒼ちゃんの力を借りたいと思う。